CASE
導入事例紹介 03
埼玉県立小児医療センター
見た瞬間「これがいいです」と言ったスタッフたち
INTERVIEW
ユニフォームで働きやすさと満足度は変えられる
以前のユニフォームはデザインに対して賛否両論がありました。職務満足度調査を行うといつもユニフォームの変更希望があり、着たくないと言い出すスタッフが出てしまう状態でした。そこで今回、ユニフォームを一新するにあたって、スタッフの意見をきちんと聞いた上で選定することを考えていました。
また、「看護業務の効率化先進事例アワード2019」を受賞したユニフォームを日勤と夜勤で色分けすることで残業を減らす取り組みを知り、これも同時に実現することを目指しました。
そうして色々なメーカーのカタログを取り寄せてるいく中で、色展開に加え、着やすさやポケットなどの機能性や素材感、洗濯への耐久性などを精査して、たどり着いたのがジェラート ピケ&クラシコと、もう一つのメーカー。最後はスタッフによる投票で今回の商品に決定しました。
選定理由として挙げられるのは、まず生地です。しっかりしているだけでなく、しっとりしていて、肌になじみが良いと感じます。デザインについては、プリーツが入っており、体型や年代を選ばず、ラインがすっきりと綺麗に見えます。フィット感がとても良いですね。私自身もそのあたりはとても気に入っています。 ポケットは片方が二重になっており、機能的でとても使いやすいです。
色は日勤と夜勤とはっきり分けることを考えつつ、夜は暗い印象にならないように明るいブルーラベンダー、日勤はバーガンディーを選びました。小児だと柄物を着る病院もありますが、スタッフの「医師たちと同じようにシンプルで単色のものを着たい」という意見も考慮しました。
また、スタッフの意見を集める過程でこんなことがあったんです。ある看護師長に新ユニフォームとして、ジェラート ピケ&クラシコを候補に入れていると話し、現場のスタッフに伝えてもらいました。そうしたら、スタッフたちが私のところに、「見せて欲しい」と飛んで来たんです。見た瞬間に「これがいいです!」といった調子で、若いスタッフにとってブランドはとても重要だったようです。これまで不満があっただけに、好きなブランドのユニフォームを着れるかもしれないということが相当嬉しかったんですね。
現在すでに着用を始めていますが、以前よりもみんなが喜んで着れるようになったと感じます。今回スタッフたちの意見を聞いたことで透明性であったり、意見が通る職場であると伝わったことも良かったと思います。
目的であった2色展開の取り組みも好評で、時間外の勤務が減る動きにつながっています。ユニフォームの工夫で働きやすさと満足度を変えていけることを実感しています。
看護師にとって、ユニフォームは「スイッチが入るもの」です。私服からユニフォームに着替えると、看護師としてスイッチが入る。そして、職業人としてのマナーや姿勢を表す上でとても重要なものだと思います。ユニフォームで周りの印象も自分の気持ちも変わります。だから私自身もこの新しいユニフォームでピシッとしていたいと感じています。
埼玉県立小児医療センター 副院長 兼 看護部長 中田 尚子 様
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