導入事例紹介 04

INTERVIEW

みんなが着るものだから、私だけで決めるのは良くない

今回、私が看護部長になってから初めてのユニフォームの入れ替えでした。私自身が、今回の選定で一番大事にしたのは、スタッフの意見。みんなが着るものだから、私だけで決めるのは良くないということです。

今のこのご時世で、医療従事者は仕事で嫌な思いをすることが残念ながら少なくはありません。特に20代の若いスタッフにはとても閉塞感があるように感じています。そういった状況下で、着るものだけでも少し気持ちが上がるような、モチベーションがあがるようなものにしてあげたいという想いをもって、今回のユニフォームの入れ替えに取り組みました。
そういった背景がある中で、受け取ったのがジェラート ピケ＆クラシコの案内。第一印象として、ジェラート ピケという人気のあるブランドのユニフォームを着たら、みんなが喜ぶのではないかと思い、試着用サンプルを取り寄せ、全員にアンケートを取って決めることにしました。

アンケートの結果、決まったのがジェラート ピケ＆クラシコのプリーツスクラブとプルオーバースクラブ。プリーツスクラブは前開きで脱ぎ着がしやすく一番人気でしたね。色はブルーラベンダーが20代のスタッフにとても人気で「可愛い」という声が多くありました。 また、ユニフォームに共通して施されている「gelato pique」の刺繍にはすごく力があり、みんなが気に入っているポイントです。

最初にサンプルを手にとった時は、生地がちょっと厚めで動きにくいのかな？と感じたのですが、実際に着てみると、触って感じる厚みに対して、着心地はとてもさらっとしており、汗や暑さがこもることもありません。
スタッフからは「肌触りが良いから楽で動きやすい」という意見だったので、最初に感じた厚さの印象は問題ないことだと思っています。
私自身としても、肌触りが以前着ていたものと比べ大きな違いを感じます。そのあたりはやっぱりジェラート ピケですね。
以前のものは、固くて薄手なのに汗と暑さがこもるんです。私たちの仕事はよく動くので、新しいユニフォームはすごく快適に感じるだろうなと思います。

実際、導入するにあたって苦労することもありました。上層部には当然お金の面で厳しい意見も頂きますし、中堅のスタッフとしては若いスタッフの意見ばかり聞くことに不満を感じてしまうこともあります。
でも、私は組織において若い人が元気であれば、それにつられて全体が明るくなると信じているんです。そういったことを周りに伝えて説得しました。それにジェラート ピケ＆クラシコはベテランのスタッフが着ても可愛すぎないので、結果的にみんなが賛成。みんなが喜ぶものになったと思っています。

ユニフォーム導入後、初めて新入職のスタッフに着てもらった時のことも、とても印象に残っています。更衣室で着る時からウキウキした楽しそうな表情でした。脱ぐ時間になった時には「これもう脱ぐんですか？」といつまでも着ていたいという感じでしたね。
まだ使用し始めたばかりなので、今回のユニフォームの入れ替えの結果は断言できませんが、私が目指した「気持ちが上がるようなものにしたい」という目標は達成できるのではないかと確信しています。

津山第一病院 看護部長　王野 茂美 様